依頼人
「パッケージ、リニューアルしたいんだよね。会議に出すのラフでいいから1案づつ出してよ。」
意味がわからねえ!!!
1案づつ出すってことはコンペですよね?
しかも役員出席の会議でラフってありえませんよね?
社内での言葉の使い方が変なのは前からだけど、何度このトラップにひっかかりラフがそのまま商品になってしまい、悔し涙を流したデザイナーがいたか!知っているか!
ということで、他の仕事をてきとうに片手でこなし
80種類ものパッケージリニューアルには6枚綴りのリニューアル提案書と言う名のラフを提出してやりましたとさ。
あースッキリした。
そして、たぶんこの後の大量リニューアルは誰がやっても提案書のルール通りにやれば大丈夫。
すっごく簡単にリニューアルとかいうんだけどさ。
当初の企画から年を経て、廃盤、改訂を繰り返したラインナップを1つの世界観でまとめるのは、意外と難しいと思うんだよね。
何にも考えずに色だけ変えればいいやってもんでもない。
新しく上位機種を出す場合や、混在するパッケージ形状との兼ね合い。
最初に考えておかないと、途中でデザインが破綻し、ベタベタシールを貼る事になったりするんだよ。
って、さあ。
このスキル....なんていうんだろう。そしてちゃんとスキルになってるんだろうか。
自分のスキルが全くわからないし、自信がないよー。笑
もう私は入稿データ作る方が下手かもしれない。笑